日本選手権
大会趣旨
1998年、中国国家体育総局は、「麻将」を正式体育種目として認定するために「中国麻将競賽規則」
を制定しました。同年10月、中国・北京市において「’98北京国際城市健康麻将交流大会」が開催され、
中国、香港、オーストラリア、日本から16チームが参加するなか、東京チームが優勝。99年には北京市、
大連市、2000年には上海市、寧波市において国際交流大会が開催されました。
2000年1月、当協会(日本麻将体育協会)は中国・北京市より選手団を東京に招き、日本国内において
初めて中国麻将競賽規則による国際交流麻将大会「ミレニアムカップ2000」を開催し、翌2001年には寧
波麻将起源地陳列館開館に併せて中国国内の強豪5チーム(北京市・天津市・青島市・寧波市・広州市)
を寧波市に招き「第1回寧波杯国際都市対抗競技会」「第1回陳魚門杯国際交流大会」を開催いたしま
した。各大会では、各国のプレーヤーたちが麻将に交流行事にと熱中し、言葉の壁や年齢、国境などを
越えてひとつになるなど、大きな成果を上げています。
本大会は21世紀初年度に当たる2001年の第1回大会以来、毎年1回開催されております。第2回大会
は駐日中国大使館において「日中国交正常化30周年記念大会」として、第3回大会は「日中平和友好条
約締結25周年記念大会」としてそれぞれ開催し、毎年中国から選手を招き、麻将に国際交流にと大きな
成果をあげてまいりました。
また、第6回大会からは日本国外務省の後援をいただき、初めてヨーロッパからの選手も参加いたし
ました。第7回大会では「日中国交正常化35周年」を記念して日中両国官民を挙げて展開された「2007
日中文化交流年」委員会認定事業として開催。第8回大会は「競技制定10周年記念大会」として開催い
たしました。第9回大会より、競技レベルの一層の向上を図るため、各種競技会での成績優秀者を選抜
して実施しております。
当協会は、麻将が「より多くの人々に奮闘の場を提供し、文化とスポーツを楽しみ競い合う」頭脳ス
ポーツとして、国際友好親善・文化振興の一助となりますよう努めております。
日本選手権歴代優勝者
回 | 開催日 | 優勝 |
---|---|---|
第20回 | 2020 | 野崎 佑磨 |
第19回 | 2019 | 手塚 ゆり |
第18回 | 2018 | Low Kee Chung |
第17回 | 2017 | 内田 慶 |
第16回 | 2016 | 李文龍 |
第15回 | 2015 | 山口 満 |
第14回 | 2014 | 清水 豊 |
第13回 | 2013 | 北浦 康弘 |
第12回 | 2012 | 山口 満 |
第11回 | 2011 | 内田 慶 |
第10回 | 2010 | 森 牧人 |
第9回 | 2009 | 岩沢 和利 |
第8回 | 2008 | 佐藤 和広 |
第7回 | 2007 | 国原 徹 |
第6回 | 2006 | 三原 孝博 |
第5回 | 2005 | 井戸田 耕二 |
第4回 | 2004 | 高見沢 治幸 |
第3回 | 2003 | 童飛(中国寧波) |
第2回 | 2002 | 東平 知己 |
第1回 | 2001 | 高見沢 治幸 |