「第19回 日本選手権」手塚ゆり 優勝

2019年7月18日

2019年、7月13~15日にかけて開催された「競技麻将 第19回 日本選手権」は手塚ゆり選手(厚木支部)の優勝で幕を下ろしました。

優勝の手塚ゆり選手と会長の嵯峨健民

 初日・二日目は、東京・有楽町「錦江荘」で行われました。
 13日(土)の全国大会は、一荘4回戦の素点勝負で56名中上位31名が、翌日のトーナメント戦に駒を進めました。
 14日は、勝ち上がった31名に前回優勝のLow Kee Chung選手を加えた32名でトーナメント1・2回戦を行いました。また、初日敗退選手を含む24名の参加者で交流大会も行い、野崎佑磨選手が優勝しました。
 最終日の15日は、紀尾井町「ホテルニューオータニ」ゴールデンスパのバンケットルームで行われました。
 トーナメントを勝ち上がった8名で前日と同じ形式で準決勝を行い、決勝進出者を決定。決勝戦も一荘2回戦で優勝を争いました。

準決勝

1卓 柏木拓・高坂英伸・手塚ゆり・段昊
2卓 宋盼婧・辻野光哉・土屋政士・熊谷修

1卓は、手塚が抜け出し、柏木と高坂の2番手争いと思われたが、北2局に段が清一色清竜をツモアガり、2着までの179差を1局でひっくり返すとそのまま逃げ切り決勝進出を決めた。
2卓は、大きくリードした土屋を辻野が追い上げ、一旦は上下2人ずつはっきり分かれたが、宋が怒涛の4局連続ツモアガリで辻野を交わした。

決勝

手塚ゆり 厚木支部・第7回以来2度目 の決勝進出
段昊 北京方荘智力麻将運動倶楽部・初
土屋政士 千葉支部長・第12回以来2度目
宋盼婧 北京方荘智力麻将運動倶楽部・初

 波乱の準決勝とは打って変わって、誰も抜け出せず僅差で1回戦の南場を終えたが、西場に入ると、徐々に手塚・宋の2人がリードを広げていった。
 優勝の行方は2人にほぼ絞られた。宋の3点リードで迎えた2回戦の南3局、手塚に大きなアガリが出た。平和花竜のメンゼンテンパイをツモアガり逆転すると南4局もアガリをものにしリードを広げると、以降は追い上げを許さずに初優勝を果たした。

決勝開始前の4選手。
左から、宋盼婧・段昊・土屋政士・手塚ゆり

優勝 手塚ゆり(厚木)
2位  宋盼婧 (中国)
3位  段昊(中国)
4位  土屋政士(千葉)
5位  高坂英伸(関西)
6位  辻野光哉(関西)
7位  柏木拓(本部)
8位  熊谷修(厚木)

前列左から、高坂・辻野・柏木・熊谷

決勝戦牌譜

成績