2025年度 第23期 研究リーグ
第2節
2025年7月24日(木)、第23期研究リーグ第2節(4回戦~6回戦)を行った。
A卓、4回戦は田中と内田が5点差でトップ争いの北4局を迎えた。ここまでアガリがなくラス濃厚な鈴木は、第1節の成績を鑑みて下家の田中に甘めに打ち、最後は内田の海底手番を暗槓で消すことを選んだ。その後、鈴木は5回戦、6回戦を2着、トップで5p上乗せし首位をしっかりキープした。
B卓、第1節まさかの3ラスを喫した二連覇中の櫻井が連勝スタート。最後こそラスだったが出遅れを取り戻した。
まだ第2節とはいえ、鈴木が13pと1人抜け出した格好となり次節以降は包囲網が敷かれるだろうか。
第2節A卓
選手名 | 4回戦 | 5回戦 | 6回戦 | 合計 |
---|---|---|---|---|
井出洋介 | 1 | 1 | 2 | 4 |
鈴木芳洋 | 0 | 2 | 3 | 5 |
田中実 | 3 | 3 | 0 | 6 |
内田慶 | 2 | 0 | 1 | 3 |
第2節B卓
選手名 | 4回戦 | 5回戦 | 6回戦 | 合計 |
---|---|---|---|---|
櫻井一幸 | 3 | 3 | 0 | 6 |
張建民 | 0 | 1 | 1 | 2 |
青野滋 | 1 | 2 | 2 | 5 |
北浦康弘 | 2 | 0 | 3 | 5 |
総合成績(第2節まで)
名前(期首順位) | 順位点 |
---|---|
鈴木芳洋(3) | 13 |
北浦康弘(8) | 11 |
田中実(4) | 9 |
張建民(6) | 9 |
青野滋(7) | 9 |
井出洋介(2) | 8 |
内田慶(5) | 7 |
櫻井一幸(1) | 6 |
第1節
2025年6月5日(木)、第23期研究リーグ第1節(1回戦~3回戦)を行った。
3月に白血病を患い入院していた井出の復帰戦ともなった第1節の模様(各卓の3回戦)は麻雀スリアロチャンネルにて放送された。
A卓、注目の井出は放送された3回戦では、アガリ1回に抑え込まれたラスであったが1、2回戦はトップ・3着と不安を感じさせない戦いを見せた。その3回戦を制したのは北浦、前半で3度のツモアガリでリードを広げると後半はアガリなしにもかかわらず余裕の逃げ切りで好スタートを切った。
B卓、1回戦は西3局を終えて4者が23点差にひしめく混戦であったが、抜け出した鈴木がトップを取ると、その勢いのまま2回戦もぶっちぎり連勝。21、22期を連覇している櫻井はまさかの2ラス。3回戦は、張が前半で勝負を決め、残り3者の順位争いとなった。2着めで北入できた櫻井だったが、北1、2局を鈴木、田中が順にアガり北3局は張の早い七対につかまり3ラスを喫した。
第1節A卓
選手名 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 合計 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
素点 | 順位点 | 素点 | 順位点 | 素点 | 順位点 | 素点 | 順位点 | |
井出洋介 | +171 | 3 | ▲1 | 1 | ▲179 | 0 | ▲9 | 4 |
内田慶 | ▲8 | 2 | ▲155 | 0 | +77 | 2 | ▲86 | 4 |
青野滋 | ▲38 | 1 | +15 | 2 | ▲8 | 1 | ▲31 | 4 |
北浦康弘 | ▲125 | 0 | +141 | 3 | +110 | 3 | +126 | 6 |
第1節B卓
選手名 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 合計 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
素点 | 順位点 | 素点 | 順位点 | 素点 | 順位点 | 素点 | 順位点 | |
櫻井一幸 | ▲74 | 0 | ▲92 | 0 | ▲171 | 0 | ▲337 | 0 |
鈴木芳洋 | +72 | 3 | +142 | 3 | ▲3 | 2 | +211 | 8 |
田中実 | ▲5 | 1 | ▲44 | 1 | ▲63 | 1 | ▲112 | 3 |
張建民 | +7 | 2 | ▲6 | 2 | +237 | 3 | +238 | 7 |
放送ページ
麻雀プロ団体LIVEチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=1-yBRsTVX-I
牌譜
概要
研究リーグは、日本麻将体育協会研究部会(部会員は張会長による指名で構成される)により選抜された選手が出場するリーグ戦形式の競技対局です。一年一期。
<出場選手期首順位>
櫻井一幸
井出 洋介
鈴木 芳洋
田中 実
内田 慶
張 建民
青野 滋
北浦 康弘
<評価>
1節3回戦。全節を通じての順位点の合計を競う。
順位点は1位から順に、3・2・1・0
同点の場合は期首順位優先。
第7節終了時点の上位4名が成績持ち越しのまま第8節の対局を行う。