「第20回春節杯十六羅漢賽」を開催

2025年4月13日

2025年4月5日（土）6日（日）に、「第20回春節杯十六羅漢賽」を開催した。

5日は、天満橋会館（大阪市）にて、前回優勝者、昨年9月の日本選手権優勝者をはじめ16名によるトーナメント戦（一荘2回戦）を行い、田中実・北浦康弘・櫻井一幸・鈴木芳洋の4名が翌日の決勝へ駒を進めた。

6日は、雀サクッTVにて、決勝（一荘3回戦）の模様を生配信した。
1回戦、東1局の五面斉ツモに始まり7回アガった鈴木がリードしたが、他三者も3回ずつアガり大きく出遅れることなく踏みとどまった。（鈴木+143・北浦+12・櫻井-75・田中-80）

2回戦に入ると、櫻井が南2局までに4回のアガリで首位に立つと、その後も勢いは止まらず北入時には2位の鈴木に200以上の差をつけた。鈴木は北3局で一色三歩高をツモり差をつめると

北4局には全不靠の字牌3種待ちと絶好のテンパイ。しかし、組合竜のチーテンで追いついた北浦が絶張の4sをピンズの混一色に向かった櫻井から出アガった。（櫻井+153・鈴木+121・北浦-60・田中-214）

3回戦前半は、櫻井はアガリなし、鈴木は4度の放銃と上位陣が足踏みしている間に北浦が追い上げ三者横一線となった。（鈴木+97・北浦+86・櫻井+51・田中-234）
西1局、ここまで首位との差だけはなんとか保っていた田中だったが北浦への清竜放銃で実質的にここで脱落した。北入し残り4局となっても僅差の争いは続いていたが、北浦が北1局に三色三歩高をツモアガり抜け出すと北2局はタンヤオ双暗刻を続けてツモアガり決定打とした。北3局にダメ押し、北4局は静かに流局し優勝が決まった。