2018年度 第16期 研究リーグ

決勝

2019年3月29日(金)、決勝を株式会社鳳凰ショールームにて行い、雀サクッチャンネルにて生放送されました。
決勝は、第7節までの成績を持ち越し、3・2・1・0で3回戦。決勝開始時のスコアは北浦41・張40・小田34・田中30

1回戦前半は北浦が独走し、南2局まで張にアガらせずトップラスの並びを作る。しかし、張は南3,4局に連続でアガり一2着に浮上した。北3局、流局まぎわに張がこのイーシャンテン
四五六②③③③566777
ここに5を連続でツモり、不求人・タンヤオ・三暗刻の22は30オールで北浦まで19差まで迫る。北4局は、北浦が三色三歩高のリャンメンテンパイをアガり辛くも逃げ切った。北浦44・張42

2回戦は田中と小田のトップ争い、東場南場アガリのなかった北浦がラス濃厚。張が西場で2回ツモアガり小田を交わし田中に10差まで詰め寄る。北場は張にアガリはなく田中リードのまま北4局を迎えた。田中+89・張+16・小田+12・北浦▲117
田中が早々にテンパイ、一二三六六六九九③⑤ チー234
北浦にもツモれば2着になる七対のテンパイが入ったが、イーシャンテンになった小田が田中に放銃しツモ番は一度も回ってこず。
ラスで北浦と張が44pで並んだ。

3回戦。開始時のスコアは北浦44・張44・小田35・田中34
優勝争いは着順勝負。張・北浦ともに1回ずつアガってむかえた南2局は、4者テンパイのままハイテイへ。

北浦がツモアガリで張を100点リードする。が、南3局に張もすぐさま七対をアガり返し、大きな差がつかずに前半を終えた。
北3局、張に56差をつけられた北浦は五門斉リャンメンテンパイ、出アガリでは張を逆転できないため小田から出た⑤を見逃し、終盤ツモアガり10は18オール。

一年を通した戦いは最後の局までもつれ、両者のアガリ勝負となった。逆転された張の配牌は
二三七八①②1134788北
ツモが9、六と来たが三色三歩高と全帯幺狙いで六七八のメンツを壊して打六とする。思惑通り九と一をチーできペン③のテンパイ、すぐにツモアガり再逆転で第9期以来3度めの優勝を決めた。

決勝(第8節)

名前7節まで1回戦2回戦3回戦合計
張建民402
(+92)
2
(+8)
3
(+68)
47
北浦康弘413
(+191)
0
(▲125)
2
(+8)
46
田中実301
(▲94)
3
(+121)
1
(▲42)
35
小田宏一340
(▲189)
1
(▲4)
0
(▲64)
35
カッコ内は素点(評価対象ではない)

第7節

2019年2月18日(月)、第7節を行いました。
B卓は、決勝進出を決めている張・北浦・小田が同卓なのですでに決勝モード。19回戦、前半は張と北浦が2人で7回アガり、ラスめの小田は被害を軽減すべく田中を押上げにかかる。北4局は、協力が約束されている田中が五門斉で仕掛けると、小田が待ちの南をツモってくると安堵の表情でツモ切りし、北浦のトップを阻止することに成功した。初戦こそ妨害工作にあった北浦だったが、その後2着トップでついに首位に立った。
決勝は、北浦41・張40・小田34・田中30の4名で行われることが決まった。田中に優勝の可能性はなく、小田も3連勝かつ北浦を1点・張を2点に抑えるしかなく、実質一騎打ちの様相となった。
決勝は、3月29日(金)12:00より行い、雀サクッチャンネルにて生放送します。

第7節A卓

名前19回戦20回戦21回戦合計
内田慶1
(▲16)
0
(▲129)
0
(▲147)
1
(▲292)
青野滋0
(▲166)
1
(▲95)
3
(+109)
4
(▲152)
井出洋介3
(+140)
2
(▲79)
2
(+20)
7
(+81)
鈴木芳洋2
(+42)
3
(+303)
1
(+18)
6
(+363)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

第7節B卓

名前19回戦20回戦21回戦合計
田中実3
(+90)
3
(+71)
2
(+63)
8
(+224)
張建民1
(+26)
0
(▲150)
1
(+25)
2
(▲99)
北浦康弘2
(+81)
2
(+66)
3
(+128)
7
(+275)
小田宏一0
(▲197)
1
(+13)
0
(▲216)
1
(▲400)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

総合成績(第7節まで)

名前(期首順位)順位点素点
北浦康弘(6)41+592
張建民(4)40+943
小田宏一(8)34+371
田中実(2)30▲170
井出洋介(5)29▲294
鈴木芳洋(7)28▲322
内田慶(1)25▲495
青野滋(3)25▲625
上位4名で決勝を行います

同点は期首順位優先
(素点は参考表記)

第6節

2018年11月11日(日)、第6節を行いました。
A卓は、初戦の16回戦、首位の張はラスめに抑え込まれていたが北4局にツモアガリし一気にトップまで抜けると、17回戦も制し連勝、2位以下との差をさらに広げた。
B卓、16回戦はリードする鈴木を追う北浦が優勝にかける執念を随所に見せた。道中、清竜の出アガリを拒否してのツモアガリなどで64差まで詰めるも、最後は青野のラス抜けアガリで鈴木を逆転するまでには至らず。18回戦は、田中・青野の競りから、西4局青野が小三元ツモアガリで突き抜けると北浦が即座にシフトチェンジ。北浦・鈴木から2着め田中までの差は135、コツコツ詰めるには向かない点差とみるや全小狙いで仕掛け、見事にツモアガり35オールで一撃で2着浮上。北3局に、青野に放銃し再び3着に転落したが、勝負所での踏み込みは鋭かった。第7節の張との直接対決でもさらなる勝負掛けが見られるか。

第6節A卓

名前16回戦17回戦18回戦合計
内田慶0
(▲47)
1
(▲19)
0
(▲221)
1
(▲287)
張建民3
(+25)
3
(+103)
1
(▲91)
7
(+37)
井出洋介2
(+23)
2
(+8)
2
(+142)
6
(+173)
小田宏一1
(▲1)
0
(▲92)
3
(+170)
4
(+77)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

第6節B卓

名前16回戦17回戦18回戦合計
田中実0
(▲62)
0
(▲40)
2
(+13)
2
(▲89)
青野滋1
(▲40)
1
(▲7)
3
(+246)
5
(+199)
北浦康弘2
(+19)
2
(+23)
1
(▲39)
5
(+3)
鈴木芳洋3
(+83)
3
(+24)
0
(▲220)
6
(▲113)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

総合成績(第6節まで)

名前(期首順位)順位点素点
張建民(4)38+1042
北浦康弘(6)34+317
小田宏一(8)33+771
内田慶(1)24▲203
田中実(2)22▲394
井出洋介(5)22▲375
鈴木芳洋(7)22▲685
青野滋(3)21▲473
上位4名で決勝を行います

同点は期首順位優先
(素点は参考表記)

第5節

2018年9月30日(日)、第5節を行いました。
A卓は、4節終了時の順位点が小田24・内田18・田中17・鈴木11の4名。本日の初戦13回戦では、東1局の七対ツモアガリを皮切りに大量リードを得た内田が、小田を沈めにかかる。北2局、内田458・鈴木282・小田280・田中180
内田は全不靠を進めつつ、下家田中のあからさまな染め手にも自然にアシストし、田中はこのテンパイ。
①③③③ チー⑧⑦⑨ チー④⑤⑥ チー⑥④⑤
アガってもらうつもりが高すぎる。ツモアガリされると自身のトップが危うい。小田が田中に放銃する気配がないとみるや、フリテンで絶張の南で小田から七星不靠の出アガリでラスに近づけるほうを選んだ。しかし、着順操作は直撃だけではなかなか上手くはいかない。北3局、小田が一色三歩高をツモアガリし2着めに躍り出た。北4局、小田と3着目鈴木との差は94。小田の着順落ちはほぼ鈴木のツモアガリしかない。内田は鈴木のツモアガリを期待していただろうが、鈴木のテンパイは四暗刻、またしても高すぎる。鈴木のアガリは成就せず流局し、内田のトップだけは守られた。
B卓では北浦と張が伸ばし、上位と下位の差がさらに広がった。

第5節A卓

名前13回戦14回戦15回戦合計
内田慶3
(+179)
1
(▲32)
1
(▲14)
5
(+133)
田中実0
(▲159)
3
(+94)
0
(▲50)
3
(▲115)
鈴木芳洋1
(▲57)
2
(+92)
2
(▲11)
5
(+24)
小田宏一2
(+37)
0
(▲154)
3
(+75)
5
(▲42)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

第5節B卓

名前13回戦14回戦15回戦合計
青野滋0
(▲135)
0
(▲88)
2
(▲30)
2
(▲253)
張建民2
(+9)
3
(+183)
0
(▲53)
5
(+139)
井出洋介1
(▲56)
1
(▲67)
1
(▲31)
3
(▲154)
北浦康弘3
(+182)
2
(▲28)
3
(+114)
8
(+268)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

総合成績(第5節まで)

名前(期首順位)順位点素点
張建民(4)31+1005
北浦康弘(6)29+314
小田宏一(8)29+694
内田慶(1)23+84
田中実(2)20▲305
青野滋(3)16▲672
井出洋介(5)16▲548
鈴木芳洋(7)16▲572
上位4名で決勝を行います

同点は期首順位優先
(素点は参考表記)

第4節

2018年8月2日(月)、第4節を行いました。
A卓10回戦、第3節終了時2位につけている北浦がトップめで南場を終えたが、他三者のツモアガリ攻勢の前に後半一度もアガらせてもらえずラスに。11回戦、今期ここまで低迷の井出、トップめ田中と200以上あった差を北2局に逆転、42リードして北4局を迎えた。が、田中の小于五に放銃し今期初トップはするりとこぼれ落ちた。
一一一一二三四四②③④23 出アガリ1
井出は10回戦も北4局に着順を落とす放銃をしており、復調が待たれる。

第4節A卓

名前10回戦11回戦12回戦合計
内田慶3
(+174)
1
(▲41)
2
(±0)
6
(+133)
田中実2
(▲8)
3
(+119)
0
(▲36)
5
(+75)
井出洋介1
(▲72)
2
(+93)
1
(▲6)
4
(+15)
北浦康弘0
(▲94)
0
(▲171)
3
(+42)
3
(▲223)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

第4節B卓

名前10回戦11回戦12回戦合計
青野滋1
(+6)
2
(+45)
1
(▲25)
4
(+26)
張建民2
(+64)
0
(▲206)
3
(+221)
5
(+79)
鈴木芳洋0
(▲135)
3
(+125)
0
(▲256)
3
(▲266)
小田宏一3
(+65)
1
(+36)
2
(+60)
6
(+161)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

総合成績(第4節まで)

名前(期首順位)順位点素点
張建民(4)26+866
小田宏一(8)24+736
北浦康弘(6)21+46
内田慶(1)18▲49
田中実(2)17▲190
青野滋(3)14▲419
井出洋介(5)13▲394
鈴木芳洋(7)11▲596
上位4名で決勝を行います

同点は期首順位優先
(素点は参考表記)

第3節

2018年7月6日(月)、第3節を行いました。
B卓では、西3局のアガリ1回だけでダンラスだった張が、北2局に清一色・一色三歩高をツモり一気にトップまで抜けた。初戦を逆転でものにしたあとは、他を寄せ付けず3連勝を飾った。

第3節A卓

名前7回戦8回戦9回戦合計
内田慶1
(▲37)
1
(▲21)
0
(▲184)
2
(▲242)
青野滋2
(+1)
3
(+173)
1
(▲69)
6
(+105)
北浦康弘3
(+85)
0
(▲206)
3
(+199)
6
(+78)
小田宏一0
(▲49)
2
(+54)
2
(+54)
4
(+59)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

第3節B卓

名前7回戦8回戦9回戦合計
田中実2
(+7)
2
(▲63)
2
(+2)
6
(▲54)
張建民3
(+83)
3
(+310)
3
(+90)
9
(+483)
井出洋介0
(▲90)
1
(▲66)
1
(▲9)
2
(▲165)
鈴木芳洋1
(±0)
0
(▲181)
0
(▲83)
1
(▲264)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

総合成績(第3節まで)

名前(期首順位)順位点素点
張建民(4)21+787
北浦康弘(6)18+269
小田宏一(8)18+575
内田慶(1)12▲182
田中実(2)12▲265
青野滋(3)10▲445
井出洋介(5)9▲409
鈴木芳洋(7)8▲330
上位4名で決勝を行います

同点は期首順位優先
(素点は参考表記)

第2節

2018年5月21日(月)、第2節を行いました。
B卓は小田が初戦トップで、開幕から4連勝で首位をキープ。田中・青野はいまだトップなし、早くも縦長の展開となった。

第2節A卓

名前4回戦5回戦6回戦合計
内田慶3
(+153)
3
(+136)
1
(▲76)
7
(+213)
田中実1
(+14)
2
(+47)
0
(▲120)
3
(▲59)
青野滋0
(▲188)
0
(▲157)
2
(▲10)
2
(▲355)
張建民2
(+21)
1
(▲26)
3
(+206)
6
(+201)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

第2節B卓

名前4回戦5回戦6回戦合計
井出洋介1
(▲54)
2
(▲13)
0
(▲91)
3
(▲158)
北浦康弘2
(▲14)
3
(+114)
2
(▲34)
7
(+66)
鈴木芳洋0
(▲75)
0
(▲86)
3
(+170)
3
(+9)
小田宏一3
(+143)
1
(▲15)
1
(▲45)
5
(+83)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

総合成績(第2節まで)

名前(期首順位)順位点素点
小田宏一(8)14+516
張建民(4)12+304
北浦康弘(6)12+191
内田慶(1)10+60
井出洋介(5)7▲244
鈴木芳洋(7)7▲66
田中実(2)6▲211
青野滋(3)4▲550
上位4名で決勝を行います

同点は期首順位優先
(素点は参考表記)

第1節

2018年4月16日(月)、第1節を行い、麻雀スリアロチャンネルで生放送されました。

放送ページ
ニコニコ生放送
FRESH!

3回戦の様子をA卓・B卓を順に放送し、放送のない卓の選手がお互いに実況解説を行うという新しい試でした。
A卓は、2回戦を終わって全員が3点で並んで3回戦を迎えた。昨期優勝の内田が置いて行かれる展開で、北4局を迎えての持ち点が
北浦411・張367・鈴木273・内田149
最初にテンパイが入ったのは北浦、三色三歩高の片アガリから待ちかえを繰り返し
二三四六七八八①②③345
続いて内田にもツモれば同点3着になるテンパイ
②③④④⑤⑥⑥⑦66 チー③④②
これに対し、張が
四五五六七⑥⑦⑦123456
から片アガリツモ専のテンパイには取らず打⑦とし、ツモ八打四で⑧をツモアガリし逆転のトップとなった。
B卓は、2連勝の小田が3回戦も終始リードを保ち北2局のツモアガリで追いすがる田中を引き離し3連勝をきめた。

A卓:左から張・鈴木・北浦・内田

3連勝の小田

第1節A卓

名前1回戦2回戦3回戦合計
内田慶0
(▲138)
3
(+152)
0
(▲167)
3
(▲153)
張建民1
(▲10)
2
(▲2)
3
(+115)
6
(+103)
北浦康弘3
(+146)
0
(▲116)
2
(+95)
5
(+125)
鈴木芳洋2
(+2)
1
(▲34)
1
(▲43)
4
(▲75)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

第1節B卓

名前1回戦2回戦3回戦合計
田中実1
(▲46)
0
(▲116)
2
(+10)
3
(▲152)
青野滋0
(▲103)
1
(▲86)
1
(▲6)
2
(▲195)
井出洋介2
(+46)
2
(▲4)
0
(▲128)
4
(▲86)
小田宏一3
(+103)
3
(+206)
3
(+124)
9
(+433)
カッコ内は素点(評価対象ではない)

概要

研究リーグは、日本麻将体育協会研究部会(部会員は張会長による指名で構成される)により選抜された選手が出場するリーグ戦形式の競技対局です。一年一期。

<出場選手期首順位>

内田 慶
田中 実
青野 滋
張 建民
井出 洋介
北浦 康弘
鈴木 芳洋
小田 宏一

<評価>
1節3回戦。全節を通じての順位点の合計を競う。
順位点は1位から順に、3・2・1・0
同点の場合は期首順位優先。
第7節終了時点の上位4名が成績持ち越しのまま第8節の対局を行う。